2019年度 一般社団法人

沼田青年会議所

Junior Chamber International

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25

Fri

Jan

2013

事業報告 理事長

2012年度 事業報告

社団法人 沼田青年会議所

理事長 真下竜介

社団法人沼田青年会議所は、本年、創立40周年を迎えることが出来ました。これはこの運動を受け継いでこられた先輩諸氏を始め、行政や各関係団体の皆さま方のご協力、そして、県内外の各地会員会議所の皆さま方の変わらぬ友情があってのことでございます。ここに改めて感謝すると共に、厚く御礼申し上げます。

本年は昨年の東日本大震災で大きく傷ついた日本が復興元年として、復旧から復興へと大きく一歩を踏み出す一年でした。被災地においては、復興支援の各種事業が立ち上がり、国の予算を始め多くの資金が流れ込み、復興特需とも呼ばれる盛況を見せる一方、未だ仮設住宅での生活を余議なくされる人々の生活環境の改善に結びつかない一面も残っております。

日本JC主催の復興フォーラムが3月、盛岡で開催され多くの仲間と共に参加することが出来ました。雪で覆われた宮古市の瓦礫の山を目の当たりにし、復興への思いを改めて感じました。先ずは、自らの地域が元気になる事を通じて日本全体の復興へ繋げることが重要と考え、以下の基本方針を基に本年度の事業に取り組んで参りました。

基本方針:

1.    透明性と公平性を担保する組織運営体制の確立と一般社団法人格の取得

2.    沼田JC文化アカデミーの公開講座の実施と認知度の向上及び定着

3.    自立したJAYCEEの育成と、沼田JCとしての「強いチーム」の確立

4.    親だけでなく地域が子供を育む社会を目指した青少年育成事業の実施

5.    地域の資源・財産を生かした協働まちづくり事業の実施

6.    創始の思いと歴史を振り返り今後の運動に繋げる創立40周年に関わる各種事業の実施

まず、1.の組織運営体制の確立と法人格の移行についてですが、こちらは総務委員会が中心となって進めて頂きました。2008年に施行された公益法人制度改革関連3法案により、公益社団法人か、一般社団法人かのいずれかの取得を余儀なくされ、当会議所におきましても今後の組織運営の在り方と取得法人格について議論を重ねて参りましたが、昨年、一般社団法人の取得を決定し、本年度は申請に関わる具体的な事務処理と、決算書を始めとする財務諸表の刷新、また各種書式の変更を行いました。今後、一般社団法人沼田青年会議所として、透明性と公平性を確保出来るものと信じております。

2.の沼田JC文化アカデミーについては、昨年立ち上げたこの公開講座に一人でも多くの方に参加頂き、楽しさや意義を感じて頂ける事を第一に考えました。4月に行ったまちづくり委員会の公開講座に始まり、各委員会の公開講座とも好評を得ることが出来ましたが、中でも会員拡大委員会が担当した5月の公開講座では、約1,000名もの地域の方々に参加を頂き、幅広い年齢層で共に学ぶ楽しさを感じただけでなく、沼田JC文化アカデミーを広く周知することが出来ました。本講座については、沼田ロータリークラブ様との共催という形での開催で、告知や動員でご協力を頂きましたこと感謝申し上げます。本年度までである程度の認知は頂けたものと思います。来年以降は市民大学として中身のあり方をより深め、更なる充実を目指して頂きたいと思います。

3.の自立したJAYCEE育成と「強いチーム」の確立は、主に会員拡大委員会と、総務委員会が中心となって推し進めて頂きました。所信にも書かせて頂きましたが、「自立」とは「自律」に繋がり、一人ひとりが自らの役割を見出し、責任を持って関わることが重要だという旨、訴えて参りました。メンバーの一人ひとりがその本旨を理解して頂いたことに感謝しますが、特に両委員会はその理解を基に「強いチーム」の確立に向けて、会員拡大委員会は主に例会の開催を通して、総務委員会は全てのメンバーへの細やかな気遣いを通して大きな貢献を果たして頂き、年間例会出席率70%超という成果に結び付けることが出来ました。

4.の青少年育成事業については、過去5回行って参りました演劇事業を本年は40周年記念事業として位置づけ、より幅広い参加者による稽古及び公演を目指してスタートしました。青少年委員会は稽古の開始を4ケ月繰り上げ1月からスタートし、3月の例会でプレ公演を行いました。これを契機に新たな劇団員も加わり、小学校低学年から中学校3年生まで幅広い子供たちと共に公演に向けて稽古を重ねました。公演当日は40周年特別委員会による出店も行いましたが、地域の他の行事と重なってしまい、来場者数が500名近くで留まってしまったことは残念でした。しかし、内容は過去の集大成として素晴らしいものとなり、それは来場者のアンケートにも表れております。本会議所の事業としての劇団は今年で終わり、来年移行は任意団体として新たなスタートを切ります。今まで蓄積してきたものを基に更なる飛躍を期待いたします。

5.の協働まちづくり事業は、まちづくり委員会に主に2つの事業を行って頂きました。ひとつは“Facebook”を利用して地域の宝を多くのユーザーと共に見つける、「めっけるかい」の運営。もうひとつは過去2回開催してきた「防災・防犯フェア」の開催を通じて地域で活躍するボランティア団体と連携することです。「めっけるかい」は昨年の「めっけもん検定」の発展形として今年新たに立ち上げたもので、利根沼田各地より募った一般参加メンバーの方々による毎月のミーティングを基に、情報の集積と拡散をネット上で行うという野心的な試みでした。一般参加メンバーに恵まれたこともあり、ミーティングは毎回大いに盛り上がりFacebook上のやりとりも活発になり結果、多くの方々に参加頂くことが出来ました。「防災・防犯フェア」は毎年沼田市の防災対策課様と共催で行ってきましたが、本年、新たに子供課様による「子育てフェスタ」と同時開催致しました。主な来客層が子供連れの地域の親子のため、動員は相乗効果を生み、天候には恵まれなかったものの、約2,000名もの方々にご来場頂き、協働の種まきに繋げる事が出来ました。

6.の創立40周年に関わる事業では、40周年特別委員会に4つの事業を行って頂きました。記念式典・祝賀会の開催、記念事業の支援、記念誌の作成、第7期長期計画の策定です。記念式典・祝賀会には来賓を含め300名もの方々に出席を頂き、厳粛な中にも今までの歩みとこれからの方向性を内外に示す格好の機会となりました。また、記念誌の作成も同様に今までの歩みとこれからの方向性を示し500部を作成の上、関係団体やシニア会員の方々へ配布致しました。その記念誌の中でも掲載させて頂きました第7期長期計画は今年1年を通して、会員メンバーの意見を踏まえ委員会でまとめて頂きました。シンプルで分かり易い、これから5年間、運動を続けて行く上で羅針盤となる内容になっております。また、会員拡大委員会によるFAXプレスが定期的にシニア会員に届くことで、今年の活動内容を知って頂くと共に、シニアと現役が共に40周年に向けて気持ちを一つにするきっかけになりました。

上記以外での主な事業として、群馬ブロック協議会会員大会の地元開催サポート、衆議院議員総選挙に伴う公開討論会の開催、コミュニティエフエムを活用した認知度向上運動などが挙げられます。会員大会は6月にみなかみ町観光会館にて行われ、群馬ブロック協議会のサポート及び、大懇親会の開催などを通じて、水源地利根沼田としての魅力発信に尽力致しました。

公開討論会は、急転直下の年末解散によって、非常に厳しいスケジュールでの開催を余儀なくされたにも関わらず、会員メンバーが一丸となって有意義な開催を行い約300名の方々に参加頂けたことは、当会議所の底力を見たように思います。特に、JCI世界大会出席のため、私を始め、殆どの本部役員が開催日直前に不在という状況の中、中心となって準備を進めて頂いた小島副理事長と塩野室長始め運営スタッフには改めて感謝致します。

コミュニティエフエム「FMオゼ」様には今までも公開例会の開催にあたって、告知などでご協力を頂いてきましたが、今年は継続して当会議所からの情報を発信して参りました。夕方の番組の1コーナーを隔週で受け持ち、「沼田JCの時間」というタイトルで15分程度の時間枠で、沼田JC文化アカデミーの開催告知や、当会議所の活動内容の紹介など多岐に渡って情報発信して参りました。メインパーソナリティを井熊総務委員長に務めて頂き、その爽やかで軽快なトークで好評を得ましたが、公開例会への動員の効果は、少なくともアンケートから読み取ることは出来ませんでした。認知度の向上には一定の効果をあげられたと思いますが、今後はより効果的な告知方法を模索して頂きたいと思います。

また、本年度は公益社団法人日本青年会議所に監事として出向した小池特別理事、群馬ブロック協議会に委員長として出向した高橋監事を始め、多くのメンバーが出向をし、それぞれの立場で存分に活躍をされました。特に、当会議所から日本本会に監事として出向するのは29年前の土田洋三先輩以来となります。当会議所の底力を内外に示すだけでなく、日本本会の役員として積み重ねた様々な貴重な経験を当会議所に還元をして頂きました。同様に高橋委員長を始め、出向した全てのメンバーに改めて感謝致します。

本年度、創立40周年という節目の年に、素晴らしい会員メンバーと共に実り多い一年を過ごせたご縁に感謝致します。また、シニアクラブの先輩方を始めとして、多くの関係団体の皆さま、地域の方々にご協力頂きましたことにも深く感謝致します。本年発生した課題や改善すべき点は、全て私の責任であり、責任を持って来年度の運動に反映をさせて頂きます。

最後に、経験や知識不足の私を支え、共に当会議所をリードしてくれた本部役員、より良い事業を目指し妥協を排して例会の設営にあたってくれた各室長及び委員長、議論を尽くし一年の運動をより良い方向に導いてくれた理事メンバーと、要所で舵取りをしてくれた両監事、そして熱き情熱を持って全ての事業に参加してくれた全ての会員メンバーに深く感謝申し上げ、事業報告とさせて頂きます。一年間、本当に有難うございました。